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「ストレッチってどのくらい伸ばせばいい? 痛いのは効いている証拠?」

疑問解決!「ストレッチってどのくらい伸ばせばいい? 痛いのは効いている証拠?」にお答えします!

ストレッチを始めたばかりの方からよく聞かれるのが、「これ、どのくらい伸ばせばいいの?」「ちょっと痛いけど、これって効いてるってこと?」というご質問です。

確かに、ストレッチは無理なく行うことが大切だと分かっていても、いざ自分でやってみると、「どの程度が適切なのか」の判断は難しいものですよね。

今回は、この「痛気持ちいい」の最適なラインについて、ストレッチ専門の整骨院が詳しく解説していきます。

「痛い」と「痛気持ちいい」はまったくの別物!

結論からお伝えすると、「痛い」と感じるまで無理に伸ばすのはNGです。

ストレッチで感じるべきは、「痛気持ちいい」という感覚です。この二つの違いを理解することが、安全かつ効果的なストレッチを行う上で非常に重要になります。

「痛い」

→これは、筋肉や関節が無理に引っ張られているサインです。痛みを我慢して伸ばし続けると、筋肉の繊維が損傷したり、関節に負担がかかったりして、ケガの原因になります。また、体が危険を感じて筋肉が反射的に収縮し、かえって体が硬くなることもあります。

「痛気持ちいい」

これは、筋肉が心地よく伸びている状態です。少し張る感じはあるけれど、痛みで顔が歪んだり、息を止めたりするほどではない。むしろ、「ああ、伸びてるな〜」とリラックスできる感覚です。

この「痛気持ちいい」の範囲でじっくり伸ばすことで、筋肉は徐々に柔らかくなっていきます。

なぜ「痛気持ちいい」が大切なの?

「痛気持ちいい」感覚でストレッチを行うことには、科学的な裏付けがあります。

筋肉は、急激な伸びや強い刺激に対しては、身を守るために縮もうとする性質(伸張反射)を持っています。しかし、ゆっくりと、心地よい刺激で伸ばされることで、この反射が起こりにくくなり、筋肉はリラックスして伸びやすくなります。

このプロセスを繰り返すことで、筋肉の柔軟性が少しずつ向上し、関節の可動域も広がっていくのです。

【当院からのアドバイス】

適切な「痛気持ちいい」を見つけるコツでは、具体的にどうすれば適切な「痛気持ちいい」を見つけられるのでしょうか?

息を止めない

ストレッチ中は、ゆっくりと深い呼吸を意識しましょう。息を吸いながら準備し、息を吐きながらゆっくりと伸ばしていきます。痛みを感じて息を止めてしまうのは、無理なサインです。

反動をつけない

勢いをつけてグイグイ伸ばすのは避けましょう。筋肉を傷める原因になります。常にゆっくりと、ジワーッと伸ばしていくことを心がけてください。

伸びている部位を意識する

今、どの筋肉が伸びているのかを意識することで、より効果的にストレッチを行えます。意識が集中すると、痛みの閾値も変わってくることがあります。

「これ以上は無理」の一歩手前

ご自身で「これ以上は無理だな」「ちょっと痛いな」と感じるポイントの、ほんの一歩手前で止めてみましょう。その位置で、心地よさを感じながら20秒〜30秒キープしてみてください。

焦らない

体が硬いと感じている方は、すぐに柔らかくしようと焦ってしまいがちです。しかし、柔軟性は日々の積み重ねで少しずつ獲得していくものです。昨日よりも今日、今日よりも明日、少しでも体が伸びた感覚があればOKくらいの気持ちで臨みましょう。

「自分の適正な伸び具合」が分からずお困りではありませんか?

「自己流でストレッチしているけど、これで合ってるのか不安…」「いつも痛いところで止めてしまう、または全く伸びている気がしない…」「体が硬すぎて、どう伸ばせばいいか分からない」もしあなたがそんなお悩みをお持ちなら、ぜひ一度、当院にご相談ください。

当院はストレッチに特化した整骨院です。国家資格を持つ体のプロが、お客様一人ひとりの体の状態を詳細に把握し、最も効果的で安全なストレッチ方法をマンツーマンでご指導いたします。

  • あなたの体の柔軟性を正確に評価し、どこをどう伸ばすべきか具体的にアドバイスします。
  • 「痛気持ちいい」感覚を、プロの施術者が体を使って一緒に確認します。
  • ご自宅でも安心して実践できるセルフストレッチのコツもお伝えします。

「痛い」を我慢するストレッチはもう終わりです。あなたの体が本来持っている柔軟性を最大限に引き出し、肩こり、腰痛、疲労感といった不調を根本から改善していくお手伝いをさせていただきます。

ぜひ一度、当院で「正しいストレッチ」を体験し、体の変化を実感してください。

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